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Q&A

妊活、不妊、不妊検査・治療について、疑問にお答えします。

妊活について

  • Question 1

    妊娠を望んだら基礎体温は毎日測ったほうがいいのでしょうか?

    妊娠を望む方全員が基礎体温を測定する必要はありませんが、月経不順のある場合や、妊活をしてもなかなか妊娠しない場合、ご自宅で排卵をしているか確認をする手段として活用されるとよいでしょう。
  • Question 2

    妊活中に歯の治療をしてもいいですか?

    歯の健康維持は、体にとっても大切です。妊娠中の虫歯や歯周病が早産の原因となることもあるので、妊娠前から歯科検診や治療を行っておきましょう。
  • Question 3

    妊活中に予防接種を受けてもいいですか?

    新型コロナウイルス感染症やインフルエンザは、妊娠中に感染すると重篤化する可能性があり、妊娠中であっても予防接種が推奨されています。 また、風疹は妊娠中に初めて感染すると、白内障や難聴、心臓病などをもった子どもが生まれる可能性があります。 風疹ワクチンは妊娠中の接種ができないので、抗体がない場合は妊活中にワクチンを接種しておきましょう。
  • Question 4

    妊活中に補正下着やストッキング等体を締め付けるものを着用してもいいですか?

    妊活中にそのような下着を着用してはいけない、という医学的な根拠はありません。 ご自身がしんどいと感じない程度であれば、着用をやめる必要はないでしょう。

不妊について

  • Question 1

    不妊症に、肥満や、痩せ過ぎは関係していますか?

    肥満や痩せすぎは、無排卵性不妊の原因になります。
    適正な体格指数BMI※は 20-25です。
    BMI 27以上では、適正なBMIの人と比較して3.1倍の確率で無排卵性不妊になります。
    BMI 17以下では、適正なBMIの人と比較して1.6倍の確率で無排卵性不妊となります。
    肥満による無排卵の場合、6カ月間で体重を6~10kg落とせば排卵が回復し、妊娠が可能となります。
    ※BMIの計算式:[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]

不妊検査・治療について

  • Question 1

    治療費はどれくらいかかりますか?

    不妊検査 1万円~10万円
    タイミング法 1回当たり5千円~1万円
    人工授精 1回当たり1万円~3万円
    体外受精 1回当たり30万円~50万円
    顕微授精 1回当たり40万円~60万円
    ※治療費用は目安であり、医療機関、内容によって異なります。
  • Question 2

    どこの病院に行けば良いのですか?

    検査は産婦人科、泌尿器科で行います。広島県で不妊検査を行っている医療機関は下記よりご確認ください。 不妊検査等実施医療機関一覧
  • Question 3

    検査ではどの様な事をするのですか?

    【男性の検査】
    男性の基本的な検査は精液検査で、1日で完了します。ただ、精液の状態は疲労やストレスなどの体調にも左右されるため、結果によって複数回行うこともあります。
    【女性の検査】
    超音波検査等、月経周期の体が変化するタイミングでさまざまな検査をします。そのため基本的な検査が完了するまでは、最短でも約1カ月かかります。
  • Question 4

    不妊検査・治療のステップを教えてください

    精液所見が不良で、不妊の原因と考えられた場合は、次のような治療が行われます。

    考えられる症状とその対応

    • 精索静脈瘤:状態に応じて、手術療法を検討します。
    • ホルモンの異常:精子をつくるためのホルモンが不足している場合は、補充します。
    • ミネラルの異常(特に亜鉛):不足している場合は、補充します。
    • 勃起・射精障害など:内服治療や行動療法などを行います。
    • 明らかな異常が指摘できない場合:漢方薬・ビタミン剤・血流改善剤などの内服を行います。 このほか、喫煙者には禁煙をおすすめしています。 精子をつくるサイクルは約2カ月半なので、治療効果の判断は、2カ月半以降での精液検査で行います。

    治療を行わない場合、治療困難と考えられた場合

    現在の精子を用いて、最善と考えられる治療(人工授精・体外受精・顕微授精など)を行います。 いずれの場合も、産婦人科との連携は必須です。

  • Question 5

    女性の不妊治療の方法を教えてください

    不妊治療には、タイミング法、排卵誘発法、人工授精、体外受精(顕微授精)などの生殖補助医療があります。 また、不妊原因を取り除く目的で、内視鏡下手術(子宮鏡・卵管鏡・腹腔鏡)も行われます。 選択した治療法で一定期間に妊娠が成立しない場合には、必要に応じてより高度な治療へステップアップしていきます。

    • 1)タイミング法

      排卵日を予測して妊娠可能な期間を推測することです。排卵予定日より前に、経腟超音波検査で卵巣内の卵胞の大きさや、尿中の黄体化ホルモン値を測定し排卵日を推定します。 一般的には、排卵日の数日前から排卵日までに性交渉があると妊娠しやすいといわれています。 ただし、タイミングにこだわりすぎたり、排卵日のセックスに義務感やプレッシャーを感じすぎると、男性が突発的な勃起不全に陥ったり、女性の心身にも悪い影響をおよぼしかねません。 まずはお互いの心身を尊重して、自然にセックスを行うことが大切です。

    • 2)排卵誘発法

      内服薬や注射薬によって卵巣を刺激して、卵胞を発育させる方法です。卵胞の発育がなかったり、排卵までの期間が長い場合に行います。 タイミング法や人工授精の妊娠率を高めるために使用される場合がありますが、その場合は多胎妊娠※とならないよう十分な注意が必要です。
      ※多胎妊娠:たたいにんしん。双子や三つ子を妊娠すること。妊娠高血圧症候群や双胎間輸血症候群など、さまざまな合併症が起きる可能性があるため、十分な配慮が必要です。

    • 3)人工受精

      主に、不妊の原因が不明の場合や、タイミング法でなかなか妊娠できないご夫婦に適応されます。 採取した精液から運動している成熟精子を洗浄・回収し、排卵の時期にあわせて細いチューブを用いて子宮内に注入することで妊娠の確立を上げる方法です。

    • 4)内視鏡下手術(腹腔鏡、子宮鏡、卵管鏡)

      検査としても治療としても行われます。腹腔鏡下手術で、卵管周囲の癒着や子宮内膜症、子宮筋腫などの病気に対する治療を行います。 子宮鏡と卵管鏡は経膣的(膣と通じて子宮内に器具を挿入すること)に行われ、子宮鏡手術では、妊娠の妨げになるような子宮内のポリープや子宮筋腫を切除し、卵管鏡手術では、閉塞している卵管にチューブを通して開通させ、自然妊娠する可能性を高めます。

    • 5)体外受精

      体外受精は、体内から取り出した排卵直前の卵子と精子を体外で受精させる治療法です。 通常、数個~10個前後の成熟卵を採卵するため、排卵誘発剤を1~2週間前後に使用します。 採卵は、経腟エコーで観察しながら腟から卵胞を穿刺※し、卵胞液とともに卵子体外へ取り出します。 体外で卵子と精子を受精させ、受精が正常に起きたら、細胞分裂を順調に繰り返して発育した胚を選んで、採卵から3~5日後に腟から子宮内に移植します。
      ※穿刺:せんし。体の外から注射針を刺すこと。

    • 6)顕微授精

      顕微授精は体外受精の方法の1つです。 通常の体外受精では、女性の体内から取り出した卵子に男性の精子が自力で入り込んで受精卵を得ますが、この方法で受精しなかったり、精子の数が少ないなどの理由で、受精が見込めない場合の手段として顕微授精が行われます。 細いガラス管にひとつの精子を吸引し直接卵子に注入して受精を促す、卵細胞質内精子注入法(ICSI)が主に行われています。

不育症について

  • Question 1

    不育症の原因はなんですか?

    約70%が原因不明とされています。原因が分かるものの中には、抗リン脂質抗体症候群、内分泌異常(甲状腺機能異常、糖尿病)、子宮形態異常、夫婦染色体異常があります。 その割合は、抗リン脂質抗体症候群 約10%、内分泌異常(甲状腺機能異常、糖尿病)約10%、子宮形態異常 約5%、夫婦染色体異常 約5%です。
  • Question 2

    不育症の検査や治療にはどのようなものがありますか?

    不育症の検査には、血液検査と子宮形態の検査があります。 血液検査には抗リン脂質抗体、血液凝固系検査、内分泌ホルモン値、ご夫婦それぞれの染色体検査があります。 子宮形態の検査としては、超音波検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査があります。 原因不明の不育症に対しては特別な治療は行わなくても、次回妊娠時には妊娠を維持できることがほとんどです。 抗リン脂質抗体症候群は、低用量アスピリン・未分画ヘパリンを妊娠初期から投与するのが標準的治療法であり、出産率は70~80%です。
    また、子宮形態異常が必ずしも不育症の原因となるわけではなく、手術をしなくても出産できる方も多いため、手術の出産率改善への効果ははっきりしていません。 夫婦染色体異常の変化は、均衡型転座※(相互転座およびロバートソン型転座)が最も多く、出産は可能ですが早期流産を繰り返す傾向があります。十分な遺伝カウンセリングを行うことが大切で、着床前遺伝学的検査(体外受精を行い受精卵の細胞の一部を採取して診断し、正常もしくは均衡型の受精卵を胚移植することで流産を予防する方法)についての情報提供も行います。
    ※染色体の形の変化の1つで、2つの染色体の端の部分をお互い交換して入れ代わっていること。
  • Question 3

    不育症治療をして出産した場合、次の妊娠も不育症治療が必要となりますか?

    第一子の出産の際、抗リン脂質抗体症候群でヘパリン療法などの抗凝固療法を受けて出産した場合、第二子の妊活を始める時点で再度検査を行い、不育治療が必要か判断します。 その他の場合は、担当医と十分に話し合って方針を決めていきましょう。
  • Question 4

    不育症の検査や治療への助成制度はありますか?

    広島県には、不育症検査費用の一部を助成する「不育症検査費助成制度」があります。広島市、呉市、福山市にお住いの方は、同じ不育症検査の費用を助成する事業がありますので、各市の窓口へご相談ください。 【広島県不育症検査費助成事業】